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ちとにっき

永遠に 生きるがごとく 夢をみる !

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力強き郷愁

SolasのCDをまとめて買ってみた。 だいすき。
ケルトっていうかアイリッシュっていうか、ジャンルわけがむずかしいです。 正確にいうならSolas。 ジャンル:Solas。
Solasとの出会いはDoDGですが、思い返せばつまりそのころからわたしはシェーマスのセンスにほれてたってことだな。
近いとすればBeltaineとかWolfstoneなんだろうか。 アイリッシュアメリカン?

たまにはまとめてCD買いたいです。 Solas完遂したら次はたぶんLAU。

ケルトの流れを引いてる曲たちっていうのは、エネルギーを呼びおこすようなものがあるなあ。


追記はめずらしくおはなし。 DFF。
二人は、というかまあ、ほかにも該当しそうな人いますけど、一度くらいは無茶したあとに誰かにぶんなぐられたことがあると思う。 怒る人は複数いても、泣きながら怒る人はティーダくらいかな、という気がする。 あ、たまねぎも最終的には泣いちゃいそうだ。

――泥沼のようなまどろみから引き起こされる。
違和感。
セシル、背後にいるはずの仲間の名前を呼ぶと、低く、うめくような返事があった。

「動けるな」
「ああ…もちろん」

質問ではなく、確認。 動いてもらわねば、困る。
自分たちは、帰らなければならない。 仲間たちの待つところへ。

「――まったく、とんだ失態だよ」

度重なった戦闘による疲労でひどく掠れたセシルの声は、それでも湿ってはいなかった。

「探索のつもりでついてきたのに」
「もとはといえば、お前がもう少し先に行ってみようとか言うからだろ」
「あれ、僕のせいにするんだ。 クラウドだって、勝手にほいほい崖降りたりして」
「原石が見えたんだ。 髪飾りにしてやれる」

ティナやオニオンがよろこぶ。 よろこばせてやれる、はずだったのだが。
擦り傷に切り傷、打ち身だらけで敵に囲まれている、その状況を作った原因について、ひとしきりなすりつけあいをしたあと、仕方ないな、とセシルは笑った。

「僕はあと、牽制数発が限界だ。 クラウドは」
「…同じだな。 でかいのなら一発、メテオは無理だ」
「わかった」

背中越し、それぞれ反対の方へ向かって、照準を絞る。
セシルの左手に白い光球が、クラウドの左手に赤い火球が呼び出される。

「ティーダ、怒るかな」
「怒るだけで済めばいいけどな」
「やっぱり鉄拳?」
「この状況なら確定だろ」
「じゃあ、牽制やめて回復にまわすかい?」
「切り抜けるのが難しくなる。 却下だ」

だよね。 セシルの手から放たれた光の紋章が、進行方向に向かって一直線に飛んだ。 クラウドの手から打ち出された灼熱の炎が、少し離れたところで爆炎と粉塵をまきあげる。
それを皮切りに、岩陰に潜んでいた紛い物たちが湧きあがる。 飛び上がったセシルが瞬時のうちに暗黒騎士の鎧をまとい、群れの上へと落下した。 衝撃に砕かれた敵の破片が散る。
ふたたび宙へと跳んだセシルの足下を、クラウドの大剣が薙ぎ払った。
わずか拓いた突破口目掛けて、二人は地を蹴る。

心配したと泣かれ、無茶しやがってと怒鳴られ、ばかやろうと殴られ。
そして、無事でよかったと抱きしめられる、未来へと向かって。

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