きょうは各地でー、新人のみなさん、これからいっしょにがんばりましょう!の日。
うちはぜんぜんこう、変わり映えしない感じだったんですけど(ははは)
さいきんはこう、新入社員さんといえど年上の方、という光景もそんなに珍しくなくなってきました。 言葉遣いには気をつけないと、赤っ恥かきますね。
個人的には、会って間もないよく知らない方に対して、いきなり敬語を使わないで喋れってほうが難しいです。 逆に言うと、とりあえず敬語使っとけばなんとかなる、っていう気がする。(笑)
さいきんは、ほんとうに正確に敬語を使えるひとってのはほとんどいませんが、敬語を使おうとする姿勢、みたいなものは相手に伝わりますしね。
ところで、返信用封筒に自分宛の宛名を書いていて思ったんですが、あれ、ほら、自分の名前とか、自社名のあとって、「行」って書きますよね。 相手が消して「様」とか「御中」とか書くことを想定して、ちょっと左とか下とかに寄せてちいちゃく書く、っていうあれ。
自信がなかったので調べつつ書いたんですが、さいきんでは相手が修正する手間を省く、という気遣いから、最初から「様」「御中」と書いておく、というやりかたも、またそれでは抵抗を感じる方がいる、というので、何もつけずに出す、というやりかたもあるそうな。
どれがどうとかいうことでもないんですが、さすがに最初から「様」とか書いちゃうのは、ちょっと面白いよなあ。 おれさまによこせ!みたいな感じ。(笑)
まあ、作業効率的なこと考えると、何も書かずに出して、相手に書いてもらう、っていうのがいちばんスマートといえばスマートかな、と思います。
でもわたしはあえて、「行」⇒消して「様」のスタイルを推したい。
理由は単に、日本らしくてすてきだと思うからです。 人は大きく、自分は小さく。
いいじゃん、そのくらいの手間。 なんでも効率化すりゃあいいってもんでもねーぜ?
あ、でもどうせなら、定規で消して、手で書いてほしいです。 スタンプとかはつまらん。
「手のわろき人の、はばからず、文書き散らすは、よし。 みぐるしとて、人に書かするは、うるさし」というわけだ。
だいたいあれだ、昔の人たちって、みんなものすげえ字きれいですよね。 あれって、習字やってた人が多かったってのもあるだろうけど、単純にわれわれ世代よりもはるかに、文字をたくさん書いてたからだと思う。
上達は量ですよ。 量の凝縮したものが質で、質がまた量を重ねることによって、さらに凝縮した質になるんだと思う。 量です。 これは真理と思っている。
うーん。 手だけじゃなくて、文のわろき人も、はばからず書き散らさばちったあ上達するかしらん。 よしがんばろう。 よし。
[2回]
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