ひさびさにムダ口大会。
■想いが深すぎて
てつとIV、ていう組み合わせはじつに鬼門です。 いろいろ想像しちゃあ、うわーってなって涙腺がブワーなります。(おちつけ…)
でも、そういうしんみりしたのはなあ…とっかかりやすすぎて、いまひとつなあ…って感じだったので、あえてそうじゃない路線を狙った。 狙ったものの、やっぱり最後ちょっとしんみり。 修行足りません。
■やんごとなきお方
先日から継続中のおきぞくさま妄想を、ここぞとばかりに炸裂させたかったんですが、まあ、ぼんがなんてすれてない子なんでしょう、っていう程度にとどまりました。
最後にちょろっと出演した妙なかたちのポット(チョコレートポットのことです)と「ショコラトル」が後半の主役、のはずだった。 最初は。 あと、ぼんの浮世離れした金銭感覚とか。 貴族ってやつぁ、そういうところはもう仕方ないと思うのですよ。
ぼんの感覚と感性が磨かれて(おもに世間ずれした方向に)いくのは解放軍に引っ張り込まれてからだと思います。 テメこの野郎ふざけんなゴラァ!!とか言っちゃういつものぼんからは想像できませんこの昔の姿(じぶんで書いといて…)
■そのチョコレートですよ
まさか幻水世界ってチョコレート普及してないよな、と思ったのですが、案の定普及していませんでした(出典:攻略本)。 よかったー!
チョコレート、だいすきです。 わたしが。 だいすきです。(二回言っといた←)
チョコレートが知られ始めたヨーロッパってちょうど17世紀あたりで、イメージ的にもドンピシャかなっていう。 先日読んだ『三銃士』に登場した王妃アンヌ・ドートリッシュがフランスにチョコレートを持ち込んだそうですね。 スペインがアメリカ大陸から持ち帰ったものだったそうです(アンヌ・ドートリッシュはスペイン王女)。
当時はまだまだ高級嗜好品です。 そんな高級嗜好品をさらっとふるまうぼんにおののくIV(とてつ)、というのをね、やってみたかったんですけど…まあ、それは機会があったらにしよう。
そんなこんなでチョコレートのこともいろいろ調べていたら、じぶんがチョコレイトオオォォウな状態になりました。 もはや状態異常。 チョコ食いたいですあとココア飲みたいです。 んー。
■ロックロックランド
今回帝都をまじめに観察しました。 白壁は漆喰、黒い瓦はおそらく還元焼成…なんだろうな、と思います。
アールスって地震なさそうですし、ロックランドなんて超もってこいな感じの地名が近所にあったりして、きっと大理石や石灰が主ですね、建材。
ヨーロッパの街並みといえば、白亜の壁にべんがら色の煉瓦屋根、という印象がありますが、この赤煉瓦は酸化焼成で作るから赤い色なんだそうです。 酸素のない状態で高温で焼くと、鉄の色がそのまま残って黒い色になるんだそうな。 詳しいことはまあ、調べておくんなまし(←)
酸化焼成と還元焼成とでは還元焼成のほうが高い温度が必要なのでコストが高い。 そしてヨーロッパは雨の少ない土地柄なので、吸水率の高い酸化焼成の瓦でもそれほど難儀はしなかった、というわけで、ヨーロッパでは赤煉瓦の屋根が多いのだろう、ということでした。 と思います。 まちがってたらごめん。(←)
グレッグミンスターの屋根が黒瓦なのは、おそらく近くにバナーという炭鉱があったからなんじゃないか…と推測してみた。 子供をさらってバナーの炭鉱送りにする、といういいまわしがあるくらいですから、有名な(どういう意味でかはともかく)炭鉱だったんでしょう。 燃料の調達が比較的容易で、もしかしたら比較的雨の多い土地柄だったかもしれません。
というわけで、グレッグミンスターのあの街並みは、ロックランド産の大理石と石灰(から作られた漆喰)、それにバナーの炭鉱から出た石炭によってがっつり焼き締められた丈夫な黒瓦によってつくられた、ということになりました。 われながらむりのない仮説。(ほんとかよ…)