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ちとにっき

永遠に 生きるがごとく 夢をみる !

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ふたつめ

そうだ。
忘れてた。
ブログに住人を作ってみました。
記事を書くとEXPが入るみたいです。 へえー。
ブログペットみたいなものですね。


パーティとかも組めるらしいのですが、如何せんパーティは自分が勇者じゃないと組めなかったオチ。 あれー
でも勇者ってガラじゃないしな…。
というわけで勇者様募集中です。(ザ☆他力本願)

先日見てたテレビの特集番組で、BGMにドラクエの曲ばっかり使われていたのが気になってしかたありません。
なんでだろう…プロデューサーが好きだとか?



んで今度は幻水なのですが…なんだか変な話になってしまいました。
舞台で仕事するときって、本番前に時計あわせしますよね?
あんな感じで…。
あれやると気が引き締まるんですよね。 ミッションスタート!みたいな。

「何だい、これ?」

ユキがリカの手の中を見ながら訊いた。
渡された手のひら大の円盤には、1から12までの数字が円周に沿って均等に描かれている。
中心には鋲が打たれ、そこから短い棒と、長い棒が伸びていた。

「時計って言うんじゃないっけか」
「そのとおりじゃ、よく知っておるな、小僧」
「小僧って」

苦笑したリカも、これほど小さいものを見るのは初めてだ。
偏屈で有名なアダリーも、ことその技術に関しては超一流といえる。

「で? これでどうしろっていうのさ?」

同じように、小型の携帯用時計(もしかしたら、世界初かもしれない)を渡されたルックが、面倒くさそうにシュウを見た。

「二人には、小勢を率いて陽動にあたってもらう。
 合図はなし、その時計で決めた時刻になったら、グリンヒルの東西側面で紋章術による威嚇攻撃を行う」

混乱に乗じて、マコトをリーダーにした精鋭部隊がグリンヒルに潜入し、内側からの解放を図る寸法だ。

「なるほどね。 合図もなしにじゃ、向こうも驚くだろうな」
「ただ、その時計はまだ試作段階じゃ。 時間が経つに連れて、進み方が狂ってしまいよる」

つまり、実際の時刻は関係なしに、ただのタイムキーパーとして使うことしかできないというわけだ。

「わかった。 じゃあ…」
「いいよ、合わせる。 アンタの時間に」

開始は今から12時間後、ちょうど時計の短い針が一周したときと決めた。

「よし、行こう」

チッ、と、針が時を刻み始めた。


――――グリンヒル奪還作戦開始、12時間前。



15のお題×15の台詞
13. 二つの腕時計×「合わせる。あんたの時間に」

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