クリスタルのルーツというか、作られた当初の目的がなんだったのかってことはTAで判明したことになるんでしょうけど、そういえば青き星の民って、FF5の第1世界の住人たちみたいにクリスタルの力を引き出して技術躍進をしたとか、そういうことはないんだな。 世界一の軍事大国だったバロンには肝心のクリスタルがなくて、そのほかの国にもクリスタルを動力源にしたようなものってのはなかった…よね。
彼らのクリスタルに対する思考というのは、神秘的な崇拝の対象、というところでとどまっている。(ジオット王のTAエンディングのセリフが象徴的)
一方、月の民たちはクリスタルの力を使ってゼムスを封じたりしているので、青き星よりも一歩踏み込んだ接し方をしているみたいだ。 たぶんオリジナルのクリスタルを模した高度な類似品を作ることにも成功しているはず、というのは、どうも魔導船の飛翔のクリスタルがぜんぜんクリエイターの影響を受けてないから思いついたんだけども。(真月で飛べないのはともかく、同じ月にあったはずのほかのクリスタルが砕け散っているなかで魔導船は青き星まで飛べてるし)
ただしオリジナルの性能をそっくり生産することはできなかった。 だから月の民にとっても、オリジナルのクリスタルはやっぱり特別なものだったんだろう、という。
さらにTAエンディングのギルバートのセリフを採用するとする。 青き星におりたクリスタルと月におりたクリスタルは、ルーツはいっしょだったけど異なる進化の過程を経た。 だから月のクリスタルは喋る、ということにもできるなあ、と思った。
でも、それといっしょに、クリエイターの侵略によって月の民のクリスタルが砕かれてしまったということは、月の民のクリスタル=月の民の進化の過程はクリエイターには評価されなかったのか…という、なんかショボーンなことにも思い至った。 クリエイターにとって興味深い進化を遂げた青き星のクリスタルは、そのままいけば、真月の最深部に安置されていたほかの「見たこともないクリスタル」とともに、真月で保管されることになっていたんだろうなあ。 月の民のクリスタルはたぶん途中からろくな生命活動の記録をとってなかっただろうし、この星は死んでいる、ってクリエイターも思ってしまったんだろうか。
考えれば考えるほどおじさんたちの安否が絶望的な方向に行くんだけど、それをどうにかひっくりかえすのがわたしの仕事だと思っている。 うそ。 おおげさ。(←)
成長するクリスタル、というのはDFFのクリスタル鉱石にも似ているなあ…と思ってちょっとピコーン!てした。 もちろん両者はまったくの別物なんだけど、外部環境からの刺激に対する反応による自発的自己形成能力が備わっている、という点で同じだなあ、と…(ちょっと漢字並べてみた。 ドヤァ←)
クリスタルには人の思念や肉体を封じる力がある、というのはゼムスが封じられていたからそういうことでいいんだと思うんですけど、ああ月の民の眠りもそういう感じで、もしかしてダークエルフが言ってた「エイエンノ イノチ」もそれに類するものなんだろうか、とかも思った。
蛇足になるけどダークエルフってなにものなん。 エルフがいないのに闇のエルフもないもんだと思っていたんだが、エルフって昔はいたのよ、的な存在なんだろうか、FF4の世界って。 竜が飛ぶからエルフもいていい。 とは思うけど、クリスタルに固執するあの感じといい、やつはエルフというより『指輪物語』のスメアゴルに似ている気がする…。(おれのいとしいしと!的なさ)(だってエルフってレゴラスとかだよ)
そろそろよくわかんなくなってきたのでやめる。(笑)
ルーツがわかったところで、だからどうだってことは、青き星のクリスタルにはやっぱりないんだろうな、よほど時間が経たない限り…。
あと、月の民はクリスタルの力を引き出すことに成功していたけど、きっとクリスタルに依存していたわけではないんだろうと思う。 クリスタルの加護を受けないバロンが飛空艇を開発することに成功したってことは、月の民のテクノロジーはかならずしもクリスタルに依存していたわけではなかった、という風に解釈してもいいんだと思う。 クリスタルに依存しない、たとえば飛空艇技術とかの第一人者がクルーヤ父さんなんだとしたら、なんか感動だなあ。
…うわー今日こそよい子の時間に寝ようと思っていたのに!(21時とかに)
こういうこと考えていると寝食を忘れがち(食のほうはむしろ無意識に食べがち←)になるので、ほどほどにするがよいとは思う。