トロイアまで来ました。
何回も見てるにもかかわらず、やっぱり双子のシーンはうわあああってなった。 テラのせりふがまた…うぬううう…!
で、悲しいよー!とかなんでだー!とかいうきもちはぜんぶカインへのやつあたりに。(←) てめーこんなときに何操られてんだバーロー!バキャー!みたいな。 セシルも一発くらい殴っていいと思うよ…。
カインは裏切ったんじゃなくて操られただけなんだけど、じっさいのところ心にもないことを言った、ってわけじゃないんだろうな、と思う。 セシルへの嫉妬とかローザへの恋心とか、普段のカインの精神状態ならあっさり握りつぶせたはずのほんのちょっとのどろどろした感情が、操られたことによって何倍にも膨らんじゃったんだろう。 にいさんもそうだろうし。
誰かを悪く思ったりすることは人間としてちっとも変じゃないけど、カインはああいう性格だし、どんなにちっぽけでもそういうつけこまれる部分が自分にあるってことがすごくいやなんだろうと思う。
それでもいいんだ、それもひっくるめて全部俺だ、って覚悟を決めるまでに10年以上かかる高潔な男。 ばかなやつだ。 でもそこがいとしい。
その点、あっさりと聖騎士になれたセシルってやっぱり基本的には前向きなのかもしれない。
カインはエンディングのあと試練の山に引きこもっちゃうわけだけれども、けっきょくセシルとはちゃんと仲直りしたのかな、っていうのがいまだによくわかりません。
ほんとに、セシルがカインのこと怒ったり、それこそ一発殴ってでもいれば、もうちょっとギクシャクした印象をとっぱらえたんだろうなあと思うときがある。 初対面の優男がメソメソしてるのを殴るのに、無様なところみせっぱなしの親友のことは殴らんのか…セシルよ…。
と思ったときに、セシル的には上記のクローズアップされすぎた親友の想いがけっこうグサッと来てて、自分、加害者じゃん…という気分になったのかな、というふうにも思った。 しょうきに もどった カイン的にはぜんぜん、そんなことはなくて、むしろ俺がごめんて言いたい。 でもお互いにごめんって言ったって…いまさらかも…なんて思ってて、妙に遠慮しちゃって言い出せない。 そんな感じなのかな。
で、そのまんま引きずり続けてTA。 TAになったらセシル陛下ががっつり操り人形。 ちとさんの大好きな殴り合いの仲直りは終章までおあずけ、と。 なんだーがっかり(←)
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