"Speech is silver, silence is golden."という言葉がありますが、銀と金の性質などもあわせて(銀は酸化しやすく輝きが失われやすいが、金は空気中で酸化することがない)、沈黙は色あせぬもの、か…などと思ったわけです。
言葉にはいわば実体じみたものがありますが、沈黙、あるいは空(虚とか)には、ない。 ないがゆえにうつろうこともない。 むしろ、うつろう/うつろわぬ、という概念そのものが無意味、か…。
かきものサイトなんかやってて矛盾している気がしますが、「沈黙」つまり「えがかない」ことがいちばん難しいのかもしれないと思った。 「えがきすぎない」というか。 そういう観点からすると、水墨画というのはほんとうに高度な芸術なんだなあ…と思う。
なんかはなしがそれちゃったなあ。
そうそう、某オンライン知恵袋的なところや、まめちしきサイトなんかで、このことわざの意味が違うふうに書いてあるところがあるようですが(それでびっくりして調べだした)、「雄弁は銀、沈黙は金」、やはり字面どおり受け取ってよいようです。 くわしくは「沈黙は金」で検索してみてください。
間違いやすいことわざ、なんて、「ドヤァ」なかんじで解説しているほうが間違ってるなんて、この世でこんな恥ずかしいことあるんだろうか…。(笑)
わたしもそうなりやすい(ドヤァってやりがち)って傾向は自覚があるので、ほんとうに気をつけたいと思いました。
旧約聖書にも「黙ってりゃバカでも賢く見える」って書いてあるしな。 黙ってられるのもひとつの才能か。 うーむ、金言…。
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