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ちとにっき

永遠に 生きるがごとく 夢をみる !

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盗んだバイクで

今日はこれから飲み会なので、先にあげておきます!
酒飲んだらどうなるかわかんないから……もう若くないしね…!(自虐)



今日は趙馬です。
ショートフィルムとか、ポップスの歌のような感じを意識したのですが、全然伝わってきませんでした。 ちゃんちゃん。(チャーン…!泣)
趙雲が違う人です。 アホです。 あれ、いつもか。
趙雲視点だといつもこんな感じかもしれないです。
うちの趙雲はアホの子だ!(ええぇ)


ああ…どっか遊びに行きたいなあ…!(じゅうぶん遊んでるとか言わないで!)

叩きつけるような雨。
季節外れの通り雨に遭って、あっという間に手をとられて走り出した。
逃げ込んだ屋根の下。
夜の風が濡れそぼった肌に冷たくあたる。

冬に雨なんて、と、隣で小さな呟き。

雨は今まさに、全盛期だ。
ちらりと、見る。
やわらかい髪が雨に叩かれて、じっとりと頬に張り付いている。
視線に気付いていないのか、だんまりで空を見上げるそのおとがいの曲線。

思わず、肩を掴んだ。 引き寄せた。
唇が、そこだけは温かい唇が、触れた。

人がいないにしろ、往来であることには違いなかった。
肩を押し返された。

「街灯の下だぞ、わかってるのか!?」

うろたえる彼もきれいだ。
非日常的な状況に、うかされていたかもしれない。

じゃあ、と言って、手近な小石をひとつ。
空に向かって投げ上げると、美しい放物線を描きながら、街灯へと吸い込まれていく。

小さく、パリン!と音がした。

これで暗い、とにっこり笑って、あっけにとられる彼の腕を引いた。
少し離れたところでまた彼のおとがいを掴む。
カシャン、と地面に落ちた、水銀灯の悲鳴は、けれど激しくアスファルトを叩く雨の音にまぎれて消えた。

「……お前はッ!」

くちづけに夢中になっていたら、舌をかまれた。
驚いて顔を離すと、ギラギラと光る目に睨みつけられる。

「だって孟起が」

雨に濡れた孟起が

きれいだったから。

そう、臆面もなく言ってみると、彼は案の定、言葉を失う。
視線がさまよう。

お前ってやつは、でもその先が続かない。

「………もういい、本当……」

疲れた、と髪をかきむしりながら、吐き捨てられた。
そういうけだるげな表情もきれいだ。

と、口にしたら思いっきり殴られた。


雨のせいだ。
やまない雨と、立ち上る霧の、モノクロの世界のせいだ。
あと、孟起の雨に濡れたおとがいのせいだ。

そういう、ことにしておこう。




15のお題×15の台詞
10. 水銀灯と濡れたアスファルト×「もういいよ、ホント。疲れた」

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