いまふと視線をやった、机の上の新書。
大学時代に古本市で買ったかなり古いものなんですが(なにしろ装丁がカバーなし。 1967年の初版本)、帯の右下に300円って書いてあった。
ぬおおおぉ新書300円で買えたらいいのにいィィィィ!!!(笑)
しかもたぶん、いまだったら4倍から5倍する分量。 というか巻末の既刊案内が軒並み200円台。
くそー…新書、しかも昔の新書って今に比べて、うさんくさい本少ないしなあ。 ガチで学術系って感じがして、今読んでもやっぱり面白いんだよなあ…。
新書って、どこの本屋でもそんなに回転率高くないので、だいたいコーナーが狭いんですけど、ゆえにそのラインナップが気になるっていうか…。 まあ単に好みの話ですけどね。
岩波がっつり置いてるところはかなりの本格派っていうか、格上って感じしますけど、そうでなくても中公とか平凡社とか置いてあると、いいなって思います。 あと講談社現代新書の、流行に走ってない系統とか(←)
講談社現代新書って、あたりはずれが激しいというか…斬新で面白い本もあるけど、そのぶん愚にもつかないようなのもあるっていうか。
これまで買った新書でいちばん多いのは(つまり、興味をひかれたタイトルが多かったのは)、たぶん中公新書だと思います。 知識がほしくて新書を読むので、別に考え方とか新しくなくていいんですよ。 あらたに知るものは、自分にとって常に新しいわけですから。
そういう意味でも、300円いいなあ…300円で栄養満点……(笑)
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