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ちとにっき

永遠に 生きるがごとく 夢をみる !

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吸血鬼考

歯、なおりましたー! お騒がせしましたー…。

で、今日は共演で書いてる幻水世界の吸血鬼とかゾンビとかについての一考。
つっても大したものじゃないです、覚書というか、一応こんな感じを踏まえて書こうかなあ…という準備みたいなもの…。


数えたら、いつの間にか10ヶ月くらいティント編考えてて…なんかこう…いっそさっさと先に進みたい衝動にかられます(笑)
でもティントはティントで書きたいことがまだある…。


(現在の心境)
気がついたら、書き出してから2時間くらいたってました…。
嬉々として書いてたから気づかなかった…。


(゜д゜)←


と、というわけで…かなりの重量級ですが…苦しゅうない、という方は追記からどぞ!

で…幻水世界の吸血鬼さんたちですけども。

以下始祖さま情報:
・『月の紋章』に呪われた種族
・人里から遠くはなれた場所に村がある(蒼き月の村?)
・”魔力”を求めなければ、『月の紋章』が集める夜の精気だけでじゅうぶん生活できる
・『月の紋章』なしで生きるには、人の生き血が必要(吸わないと死ぬ)
・ネクロードがシエラから紋章を奪い逃走(太陽暦78年の出来事だそうなので、400年くらい前)
・その後、里のほとんどの者は吸血鬼にはならずに死亡
・シエラは『始祖』なので死なず


てなところだろうか…。
彼ら別に血を吸わなくても生活できると。
そういう意味では、吸血鬼というより、レックナートさまたちみたいに『月の紋章の一族』とか言ったほうがいいのかも。 まあ、いいか…

吸血鬼は、遺体の埋葬の仕方や葬儀の仕方が悪かったり、なんらかのアクシデントがあったりして、一度死んだ人間がなる、というのが一般的に知られている誕生方法です。
が、幻水では『月の紋章』に呪われた人間というのがなるようですね。
その最初の人間がシエラおばちゃまと。
呪われたってなんじゃい、とか、よくわかんないけども。 まあ…たぶんIIやジョウイと似たような感じで、ひっぱられて半ば強引にとりつかれた、みたいな感じかもしれない。
なんか外伝でばあさまが、始祖なりたての頃すごく大変だったようなことを言ってた気がするので、最初から人里はなれたところにいたわけではなさそう。

で、ばあさまはその後自分のもとに迷い込んできた人間のうち、望む者を一族に迎えていった…ような…感じじゃなかったっけ。(うろ覚えすぎる…)
これ、どうやるんだ。 血を吸うんだっけ?
でも、外伝でナッシュふつうに血吸われてましたよねえ…。

なんか、あれかな。 こう…微量なら大した支障にならない、とかかな。
ばばさまは始祖で吸血鬼になる必要もないので、気に入った人間へのマーキング、って感じかな。 本気でつれまわそうと思ったらきっと、がっつり吸うんだ…。

あとネクロードも、花嫁どうこう言ってましたよね…。
あれもたぶん血を吸うんじゃないのかな…。 ちがったっけ。

むかーし、なんかの本(GURPS妖魔夜行とか、TRPGのモンスター系の追加ルールブックだった気がする)で読んだのが参考になるかな…とか思ってます。
吸血鬼が血を吸った人間を吸血鬼にするには、たしか3通りくらいの手法があって…。

一度吸っただけだと、知能も理性もない吸血鬼。
二度に分けて吸うと、知能は生前のままだけど理性を持たない吸血鬼。
三度に分けると、知能も理性も生前のまま、性格だけが邪悪になった吸血鬼。
になる、とか、だった、ような。

つまりまあ多分、1は奴隷、2は従者、3は伴侶、みたいな感じかしらん。
花嫁つーのはたぶん3に該当しますな。 すでにリリィの前に69人いるそうですが。
吸血されるときは性的快感が伴うそうです。 ルビー文k(…)

けど、性格が邪悪になるってのはちょっと違うのかも。 『月の紋章の一族』は、ほとんどが吸血鬼にならずに静かに死を待ったやさしい人たちだったみたいなので…。
ひょっとしたら花嫁も含めて、『月の紋章の一族』になるには吸血だけでは足りなくて、『月の紋章』によるなんらかの儀式的な行為が重要なのかも。

ほいで、めでたく吸血鬼(というか、月の一族)になって『月の紋章』があっても、魔力が欲しかったら人の血が必要と。
てことはあれか…シエラの吸血はマーキング兼ファイト一発みたいなもんか。
あ、これは使えそうなネタだな(こいつ…)

吸血鬼同士って血吸えるんかな。 ネクロードは『月の紋章』があるから、いつでも力に満ち溢れてんのかな。
だって69人も花嫁いたら、誰か1人くらい出てきてもいいと思わないか、力の供給のためとかに。
あれか。 ネクローディアなのか?(あいつ速いからきらい…)
あ、これも使えs(……)

それはまあ、おいといて…別の話題。
よく考えてみると、吸血鬼がなんでゾンビを使役してんだ、っていう話になりませんか。
あれ、吸血鬼じゃないですよね、ゾンビですよね。 っつかゾンビで合ってるのか。 あれはリビングデッドか。 どっちだ。
ティント編におけるゾンビのエンデミックぶりをみてるとパニック映画みたいなので、ゾンビっていうよりリビングデッドかもしれない。 でも、まあ、いいか…(2回目)

こっちも一応ゾンビの作り方参照。 テトロドキシンで作るそうです。(出典:ウィキペディア)
要は傷を負った人間に適量の毒物を仕込み、脳障害を起こさせて知的活動をできなくさせる。 みたいな感じ。
まあ、どうでもいいやな…。 幻水と関係ないし。

ネクロードが使役しているということは、ゾンビも『月の紋章』の眷属なんでしょうか。
前述の3種の吸血鬼の、1番に近いかもしれない。 ただし、なんか吸血いらないみたいで。
『月の紋章』でなんかヤァーッてやると、ぼこぼこぼこって出てきますもんねえ…。
けどあの出方は物理的におかしいだろ。 おまえら土でできてんのか。 実はクレイゴーレムか。
そういやストーンゴーレムいたよな…。
有名なゾンビもののゲームも、さすがに土から出てくるとかそういうのはなかった気が…。

まあでも仕方ない、実際出てきちゃってるんだから。
『月の紋章』のまりき、ということにしておこう。(ラグナ風にな!←)
たぶん『月の紋章』を使えば、死んだ人間を動かすことも可能なんでしょう。
ただし、自由意志や理性を持った存在は作れないと。 そういうのが欲しければ吸血でがんばれってことで。

ってことはあれか。
仮にIIたちがみんな負けてネクロードの近衛兵に、みたいなことになったらこう……片っ端から吸血されて「あッ…だめぇ…」とか「やめ…あぁン…」みたいなアッハーンvな事態になってたと。
ビクトールは免れる可能性大ですが。 瑞々しい少年少女から熟れごろの美青年まで。
いちおうダンディー(…)な吸血鬼に、露になった白い首筋をガブリと。
わずかな痛みのあとに全身を駆け巡る抗いがたい快感。

うーん。 われながら実にルビー文庫。

あ。 もういいですか。 そうですか。

まあ冗談はおいておいてですね、『月の紋章』ってのはつまるところ、幻水世界で死者とか禁忌とか、そういうものを司どっとるっつーことですな。
とりあえず夜ばっかり動いてそうな、ほいで腐ってたり明らかに普通の生命体じゃないものは全部『月の紋章』の眷属だと。

ついでに『夜の紋章』との関係も考えておきたい。
これも勝手な考察でしかないですが、IIIで破壊者ご一行様がときどきこぼす「秩序」と「混沌」の二律背反が使えないかな、とか思っています。

つまり『夜の紋章』は夜の「秩序」の部分、『月の紋章』は「混沌」の部分を司っている、と。
だから『月の紋章』はゾンビみたいな、一般的に生命への冒涜だ!なんてものも許容範囲で、逆に『夜の紋章』だけがそれを断罪することができる、とか。

ついでのついでに「死」つながりで『生と死をつかさどる紋章』の「死」の部分との関連ですが、同じ二律背反構造で考えると「死」は「秩序」に属する部分(「生」が「混沌」)だと思うので、そこからはみ出たものが『月の紋章』の眷属になる、と考えることができるかな…と思います。
(「灰色の世界」=「秩序が勝った世界」=「死の世界」という感じだったと思うので…)
それ以外の生物は、ソウルイーターが司ってる「生」と「死」のサイクルから逃れることができないので…。
『月の紋章』の眷属にとっての「死」というのはむしろ「滅」かな…とか思います。 みんな跡形もなく消えちゃって、サイクルとか一切なさそうだし…。



と、いったところでした。

長ッ!!!(笑)

ここまでお付き合いくださった方がいたら、ほんとうにほんとうにありがとうございました…。
こんなことをへろりへろりと考えながら、お話を書いています…。
思いついたおいしそうなネタ、使えるといいな…!

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