1.寄宿舎ルール2「持ち物には名前を書くこと」
「ジーーーターーーンッ!! てめぇ俺のプリン食っただろ!!」
「あ? あれバッツのだったのか」
「『だったのか』じゃなああい!! せっかく…せっかくあとでボコと一緒に食べようと思ってたのに!!」
「(…ボコはプリンなんか食えるのか…?)」
「だってお前、名前書いてなかっただろ」
「書いたし!!」
「どこに」
「フタに!!」
「ああー? 嘘だぁ、どこにも書いてねーぞ」
「なんでだよ!! ここに描いてあるだろ三・ツ・星!!」
「………」
「(………)」
「わりい。 わかんなかったわ」
「『わりい。』で済むかーーー!!! 表出ろコラァ!!」
「(…いや、あれはそういうパッケージだと思われても仕方ないだろう…上手すぎる)」
「プリンなら、わたしの半分あげるけど…」(ティナ)
「やめときなよ、面倒くさい」(たまねぎ)
「そーそー! 食いもんの争いはとことんやるのが鉄則ッス!」(ティーダ)
「でも、そろそろ晩御飯になっちゃうよ」(セシル)
「そうだな…ティナ、悪いが止めてきてくれるか」(WoL)
「あ、はい」
「…む。 あれは魔導の娘の魔法だな。 もう夕飯の時間か(パチッ)」(ガーさん)
「毎度騒がしいな(パチッ)」(エクスデス)
「まったくだ……むッ!? そ、そこは…」
「王手。 待ったなしだぞ」
「ぐぬぬぬ…」
考察:
1.なんでも器用にこなせる20歳児はイラスト書かせても超一流
2.夕飯の時間=乱闘強制終了=ティナ
3.ガーさんとエクスデスがやってたのは将棋かなにか
4.晩御飯当番はアミダ制(のばらとかしょっちゅう当たってそう)