◇さあはじめよう
フリオニール「…なあ、俺は素手で戦うのか?」
ティーダ「だって、やっぱナイトはWoLじゃなきゃ」
クラウド「じゃあ、なんでWoLを連れてこなかったんだ」
ティーダ「10人から4人任意で選ぶより、最初からまとまって4人いたから都合いいなって」
セシル「ねえ、なんで僕がしろまじゅつしなんだい」
ティーダ「一番白魔法使えそうな顔してるから!」
クラウド「まあ…俺たちのなかではな」
セシル「…そ、そうかもしれないけど…本編より白魔法が得意って、複雑だなあ…」
フリオニール「あれ、初期装備は素手じゃないんだな…」
◇すごいよウォーリアさん(@開始30分くらい)
テ「て…敵が多いッス!!」
セ「確かにね。 さほど強くはないから、苦にはならないけど」
フ「WoLはこんなに敵がうじゃうじゃいるところから来たのか…」
ク「強いはずだな」
テ「トヘロスがほしいッス!」
ク「ゲームが違うだろ」
セ「白魔法にありそうだけど、ないよ」
テ「ルーラもないッスよね…」
フ「どんなに消費MPが高くてもいいから、ルーラは欲しかったよな…」
セ「リレミトはあるみたいだよ。 まだ覚えられないけど」
ク「お前ら、会社が一緒になったからってそういう会話はやめろ」
◇ガーさん
テ「なんか、あんまり変わってなかったッスね」
ク「弱くなかったか」
フ「ガーランドはもう一度出てくるんだろ? 俺たちもこんなレベルだし、こんなもんじゃないのか」
セ「ところで、僕たちってどうしてクリスタルのかけらを持ってるの?」
(あとでよく考えてみたら、DFFのガーさんよりも細身で若々しい感じだった気もします。
あの姿だったら憎しみの輪廻を引き起こしてもおかしくない気がする)
◇モンクの本分(@アースの洞窟付近)
テ「なんか…フリオ、弱くないッスか」
フ「(ギクッ)」
テ「モンクといえば、FFシリーズきっての肉体派ッス。 なのに、シーフの俺よりダメージ低いし、HPはセシルより低いし…」
フ「(ギクギクッ)」
セ「そ、そんなことないよ! なんだか知らないけど、いまこのパーティで一番HP高いの僕だし…モンクはきっと、晩成型のジョブなんじゃないのかな」
ク「白魔が一番タフだなんて、聞いたことないがな。 …ところでフリオニール、お前はいつまでヌンチャクを装備してるつもりなんだ?」
フ「へ?」
ク「モンクは素手が武器のジョブだろう。 はずして戦ってみろ」
フ「は、はずせるのか…? あ、本当だ」
テ「う、うおー! すげえ! 一気にスーパーアタッカーッス!」
フ「こ、これだったのか…!」
その後フリオニールの攻撃力は上がり続け、最終的にフリオニール>ティーダ+クラウド+セシルになりました。 ボスも2、3発で倒す勢いです。
◇寄り道
テ「土のクリスタルを取り戻したッス!」
フ「大地のめぐみのほこらが通れるようになったのか」
テ「次の目的地はきっとあそこッスね!」
違います。
◇取説は読みましょう
テ「だあーっ! 船を手に入れたはいいけど、どこに行けばいいかまるでわかんないッス!」
フ「こういうとき、マップがあれば楽なんだけどな…」
テ「きっとFF1が出た当時、世界地図なんて高度なものはなかったッスよ…」
フ「そうだろうな…。 こんな広い世界を地図もなしに渡り歩いていたなんて、あらためてWoLのすごさが身に沁みるよ…」
ク「…お前たち。 感動しているところ悪いが、マップは×ボタンを押しながらSELECTで出せるぞ」
テ&フ「!!!??」
セ「なるほど、街やダンジョンにはアイコンがついてて、行ったことがあるところは名前が出るんだね」
ク「そうみたいだな。 港は白いブロックだ。 南のあたりに空白の地域があるな」
セ「行ってみようか。 それにしてもクラウド、よく知ってたね」
ク「さっき、暇つぶしに取説を読んだからな」
セ「そっか。 うん、やっぱり取扱説明書はちゃんと読まないといけないね」
テ「うう…肝に銘じるッス…」
◇すごいよウォーリアさん・2(@グルグ火山)
セ「…マグマだらけだね、ここ」
フ「ここを歩いていけっていうのか…」
テ「トラマナとか」
ク「ない」
フ「こんな地獄のようなところを進んでいったのか…なんというか…」
テ「やっぱ、WoLってすごいッス…」
◇飛べ!
テ「飛空船を手に入れたッス!」
ク「飛空艇じゃないところがミソだな…作ったのはシドみたいだが」
フ「平地以外には着陸できないのか」
テ「え! こいつ砂場から出てきたくせに、砂漠は無理なのか!?」
セ「ほら、ダンジョンが近くなりすぎちゃうって配慮じゃないのかな」
テ「楽させてくれないッスね…」
◇でんせつのつるぎ
フ「…? なんだこれ?」
ク「…アダマンタイトか。 たしか、欲しいって言ってた奴がいなかったか」
セ「ドワーフのスミスさんだったっけ」
テ「伝説の武器を作ってくれるって言ってたッスよ! 届けるッス!」
↓
テ「じゃーん! 伝説の剣、エクスカリバーッス!」
ク「……ティーダ。 貸してみろ」
テ「え? ほい」
ク「……装備可能なのは…ナイトだな」
テ「……え?」
ク「ナイト専用装備だ」
セ「………」
フ「………」
テ「……ガビーン…」
セ「…あ、ほ、ほら。 WoLのための剣だと思えば」
フ「そ、そうだな! WoLしか使えない剣ってことだな!」
◇弱きをたすけ
テ「こ、今度こそ! FF1における最強武器、マサムネッス!」
ク「これは全員が装備できるみたいだな」
フ「誰が装備するんだ?」
ク「…いまの能力を考えれば、俺かティーダのどちらかだが…」
テ「ここはやっぱ…」
セ「僕」
テ「……へ?」
セ「僕がいいと思うんだ」
ク「……ああ、なるほどな」
フ「どういうことだ?」
セ「僕は白魔法が使えるけど、普通の戦闘じゃあまり役に立たないだろう? 敵が4匹出てきたときなんかに僕がしっかり戦えれば、より早く戦闘が終わっていいと思うんだよね」
フ「なるほど…! エンカウント率も高いし、雑魚には時間を割きたくないものな」
セ「で、ボス戦なんかはティーダが装備すれば、マサムネを最大限に活用できると思うんだけど、どうかな?」
テ「ボスでは使わせてくれるッスね? なら、オッケーッス!」
セ「うん、仲良く使おうね」
ク「(…最強武器がおもちゃのようだ…)」
◇ドリラー魂
テ「…いま何階ッスか」
ク「24階だ」
フ「さすがに4つ目のSOCだけあって、長いな…」
セ「マップがランダムなのって、『不思議なダンジョン』みたいだよね」
テ「あー。 あれ、黙々とやっちゃうッスよね」
ク「ああいうシンプルなのがいいんだろうな」
フ「いったい、何階まであるんだ?」
ク「さあな…。 ただ、10階と20階にボスがいたことを考えると、たぶん40階じゃないのか」
セ「よ、40階…」
テ「ほんとに『不思議なダンジョン』ッス…」
↓
テ「きたーッ! ライトブリンガーとアルテマウェポンッス!」
ク「ライトブリンガーはあかまどうし専用装備か」
テ「いれておいてよかったッス! つか赤魔は強いッス!」
セ「直接攻撃も魔法もこなせてそこそこ重装備もできて、オールマイティだよね」
フ「アルテマウェポンはどうする? 例によって、たぶん俺は必要ないが…」
ク「HPで攻撃力が変わるのか」
セ「じゃあ、ティーダがマサムネを持って、僕がアルテマウェポンを持つのはどうかな」
テ「え?」
セ「ティーダはいつも攻撃にまわるから、安定した攻撃力のほうがいいだろう? 攻撃力が一定じゃないなら、たまにしか攻撃にまわらない僕が装備するのがいちばん無難だと思う」
テ「たしかに、そうかもッス…」
ク「たまに出てきて、とんでもない一撃を加えていくわけか」
フ「なんというか…やっぱり、セシルはセシルだな」
セ「え?」
ク「しろまどうしというよりパラディンに近い、だろ」
テ「ほんとッス。 っていうか、魔法効果でいろんな武器使うから、むしろフリオにも近いッス」
フ「その俺は素手一辺倒なわけだ」
セ「…ほんとだね。 なんか、面白いな」
ク「さて…どうする? そろそろラストダンジョンに行くか?」
フ「なあ、あの『時の迷宮』ってなんなんだ?」
テ「コロシアムみたいなやつッスかね。 レアなアイテムとかあるのかな」
フ「いまより強くなれるなら、行ってみたい気もするな」
セ「覗くだけ覗いてみようか?」
◇そのころ
ガーさん@2000年前「はよ来んかい……」