「おれの世界に青魔道士っていうジョブがあってさあ」
「へえー。 僕は知らないな、それ」
「おお、すごいんだぜ。 敵の技が使えちゃうんだ。 けっこう便利なのがあってさ、『かえるのうた』なんて、すっげーでかいモンスターとかにも効くんだぜ」
「『かえるのうた』? それってトードとは違うの?」
「うん、トードじゃない。 えーとな、うたがちゃんとあって……あれ、なんだったっけ、えーと…」
「『か~え~る~の~ き~も~ち~』…だろ?」
「えー! そうそう、よく知って…クラウド、なんで知ってるんだ?」
「あれ…クラウドさんの世界って、ジョブ…っていうか、クリスタルってありましたっけ…?」
「クリスタルはない。 『てきのわざ』が使えるマテリア…魔法が封じられた玉はあったが、ジョブもない」
「じゃあ、なんで知ってるんだ?」
「…………さあ、な」
1.ライフストリーム放浪中の記憶。
2.ラムザー! ラムザー!