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ちとにっき

永遠に 生きるがごとく 夢をみる !

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あたしばっかりだいじょうぶなんじゃ

きのうは静岡でも地震ありまして。 知り合いもたくさんいて心配ですが、回線大混雑と予想しますので、ひとまず無事と信じる。

まあそれはともかく、とりあえずお題コンプリートってことで!
なんかかなり滑り込みって感じだけどまあよしとする。
しかし手放しで喜べない気分なので、日本が落ち着いてからおいおいやることにします。

家にありそうなもので15のお題【14.クーラー】

「…というわけで。 紋章を札に封じるのと同じような原理で、こういう道具に力を封じて、状況に応じて引き出せるようにすることってできないのかな」
「うーん、そうねえ…できなくはないけど。 札作りというのは、紋章が持つ力を断片にして、いったん封じ込めるだけのものだから、使えるのは一回きりよ」
「あーそうか…じゃあ、必要に応じて何度か、とかそういうことも難しいか」
「そうね。 それに、封を切ってしまえば力は拡散するだけだから、ほしいだけの力に調節するってこともちょっと無理ね」
「うーん、なるほど…じゃあ、やっぱり紋章は紋章として、人が宿して力を使うのがいちばんいいのかあ」
「そうね。 リカさんなら制御もそう難しくないんじゃないかしら」
「いやあ、そうなんだけどさ…さすがにずっとやってなきゃなんないってなると、きついかなって」

「……あの、リカ?」
「うん? なにマコト」
「…さっきから、ラウラさんとなんの相談してるの?」
「え? あーいや、こういう木箱にね、水の紋章の力を宿すことってできないのかなって思って。 そうすれば携帯用の氷室みたいなものが作れて、鮮度を保ったまま運ぶことができるかも、っていう」
「ふ、ふーん…。 え、ええと、じゃあ、その木箱に大量に入ってるイカは…?」
「え? だってマコト、いらないっつったじゃん。 デュナンじゃ食べないんだろ?」
「い、言ったけど…そんな大量にどうするの…?」
「マリーにあげて、塩辛にしてもらうんだよ! もう酒のつまみとしちゃ最高だね」

「…で、なに? 僕はそんな、くっだらないことのために呼ばれたの」
「おう、ちょっと頼むよルック、さすがに冷凍でもこの距離運ぶのはきついんだ。 その点お前に運んでもらえると一瞬で向こう行けるから新鮮なイカ墨」
「切り裂かれたいのかい!」

なぜイカは食材にならないのか……。



【15.ペット】

にゃー

「…あ、いた」
「ああ? どこ」
「あそこ、屋根の上」
「…お、ほんとだ。 ったく、手間かけやがって」
「…いいなあ」
「ん?」
「僕もあんな風に、でろーっと日向ぼっこしてみたい」
「…? やればいいだろ」
「…僕がそんなことしてたら、家のみんながひっくり返るだろ」
「ひっくり返してやればいいじゃんか。 お前がやりたいかどうか、それが問題だ」
「真面目な顔して何言ってんだか」
「真面目に言ってんだぞ! いいぞー気持ちいいぞー、こんな天気のいい日は特に」
「…ふうん」
「こういう平たい屋根は太陽の熱もよく集めるから、下からもあったかくて最高だな!」
「………」
「……なーんて言ってたら、俺もやりたくなってきたなぁー…」
「………」
「…一緒にやるか?」
「……………やる」
「よし!」


「!!!! ぼ、ぼ、ぼぼぼぼっちゃああああああんんん!!!!???」
「…ん?」
「あ、グレミオさんだぜ」
「テ、テッドくんまで!!!! そ、そん、なん、なんてあぶ、あぶないところにのぼっt※☆×◎∀$~~~!!!」
「…ぷっ。 グレミオ、何言ってるかわかんないよ」
「ははっ、そーだな! グレミオさんが人間の言葉忘れる前に、さっさと降りようぜ!」
「ああ!」


拙宅、幻水書き出してそろそろ6年になりますが、なんとグレミオ初台詞。

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