で、前回よりは詳細に、冷静に観てきた気がするレッドクリフ。
今回は字幕でしたので、字幕と台詞の違いなども楽しんできました。
といっても、短い単語が部分的にわかる程度ですが。
「[イ尓]走不走?」とか。「東風!? 不可能!」とか。「全速前進!」とか。「放箭!」とか。しどうさんが「はい」って言ったのが、実際は「没問題(問題ありません、できます)」とか。
「点火ー!」はふつうに「点火ー!」でしたが。 ディエンフアー!!ドーン!!(笑)
十万本の矢のところの最後は、字幕だと「惜しい、惜しい」、台詞は「可惜[口阿]、可惜」、吹き替えでは「あーもったいないもったいない…」とか。 吹き替えの言い方もかわいくてよかったなあ。
趙雲も「子竜」でしたね、「子竜, [口阿],」って聞こえたと思う…。
あらためて観ると、やばい、趙雲すっげえかっこいい…!!orz(いまさら…笑)
お団子のしっぽのなびいてるの観るだけで、もうかっこよくていけない。 「突撃!」とかー!
しろうま乗ってるのは、なにか、ひいき的ななにかかしらん…(笑)
「ヤァーーー!!」って叫びながら、鎗ぶんぶん振り回してるフージュン先生にドッキドキ(死語)でした。
権ぼっちゃんとソイ将軍と、なんでこの人なのかしらん…って思うんですけども、もうかっこいいからゆるす…なにもかも……
ぼっちゃんは、相変わらずなんて美男子なんでしょう…。 本陣に乗り込んだときに、弓を構えて佇んでるシーンがありましたが、あのたたずまいの美しいこと…。
ソイ将軍は、なんていうか、やっぱり、あのお団子のシーンかな…一番最初にかっ食らったのに、一番最後までもぐもぐしているという…(笑)
あれは、俺の命を預けます、という、漢的感動シーンだと解釈しているんですけど(違うのかな…あの団子は、一家のうち、自分、という意味だと思っていたが…)、でも将軍のあの一生懸命すぎるもぐもぐのおかげで笑ってしまう…(笑)
あと、玄ちゃんがこう、意外にダーッ!と突っ込んで、バッサバッサと敵兵をなぎ倒しているのは、かっこよかったなあ。 蜀ファンなので、関張の二人が強すぎるのはもう没問題なのですが(笑)、玄ちゃんが強いのはうれしいです。
結局、玄ちゃんの撤兵が策略だって知ってたのは誰なんでしょう…都督と玄ちゃんと、あと、台詞からすると尚香ちゃんも知ってる風な。 諸葛はびみょうなところ…というか、聞かされてなくても気づいてて、その上であの「友を信じるなら…」という台詞だったら、諸葛の切れ者ぶりが冴え渡るなあ…という気がする(わたしの願望です…)
関張趙の三人は、戦えなくて拗ねてたので知らなかったのかな…と。 拗ねてる三人は、あいかわらずかわいかった(笑)
あれが嘘だと知っていると、玄ちゃんが撤兵するときの台詞が…ああ、そういうことなのね…っていうのがわかって、ちょっとニヤリ…でした。
あ、それから、蔡瑁と張允の役者さんも、いい表情でした。 とくに、張允の役者さん…なんか、コーエーの「三国志」シリーズに、こういう顔グラの武将いたよなあ…みたいな…(笑) ドンピシャの顔ってのはあるものだ。
冒頭でソイ将軍や玄ちゃんたちがやってた遊びは「投壺」というもので、実際に中国に昔からあるものだそうですね。 ほかは碁とか、あと六博とか…。
冠とか、髪の毛の結い方なんかも、じーっと観てしまいました。 もちろん、趙雲の活躍シーンなんか、まばたきひとつしてない…(あほです…)
I・II両方そろったDVDなんか出たら、きっと買うと思います…(笑)
うん、やっぱり、ネタ的な意味でも、そうでなくても、三国志ファンの方には一度観ていただきたい作品だと思います。